チューリップの絵。

 ちひろの絵にあこがれて、彼女の画集を手に入れて、はるばる長野の美術館まで原画を訪ねて、ちひろと同じ紙、同じ絵の具、同じ筆を持てば同じ絵が描けると思ったときもあります。
 千尋に出会ってから何度も何度も描いてきたチューリップの絵を今年も描きました。

 模写なんて大それたことは言いません。落書きです。
ただ、ちひろのことを知れば知るほど、決して会えないちひろに少しでも近づきたい気持ちは募るばかりです。

 PS 原画はもう少しましなつもりなのですが、水彩画の微妙な色合いはどうしてもコピー機では取りきれません。