「ワン!。」

 今朝眼を覚ますと、足元で寝ていた飛鳥が一声「ワン!。」と吠えて少し寝坊気味な私に朝の挨拶。

 もうそれだけで、すがすがしい目覚めです。
パジャマから服に着替えて、歯を磨いて顔を洗う。

 コーヒーを飲んで、新聞を読む。
傍らには飛鳥が付きっきりです。

 でも、仕事に出かけるために玄関でバイクのヘルメットをかぶると飛鳥はすっと離れていきます。

 一緒に行けないのは分かっているのです。
階段を上った踊り場でじ〜っと私が出かけるのを見送ってくれています。

 仕事が終わって家に帰れば一番に出迎えてくれる飛鳥です。