時々涙が…。

 桃の寝顔を見ていると、先代桃の事を思い出します。
見た目や声はそっくりですが、強さは今の仔の百倍はありました。

 凶暴で、飛鳥や家族にけがをさせてことも数知れず…でも、私にはとっても従順でした。

 従順な点は、今の桃も引けは取りません。
でも、お別れがとっても理不尽だったので未だに先代桃にはお詫びしてもしきれません。

 同じ黒柴で、見た目がとっても似てきたのでどうしても前の仔と重なって見えてきます。

 死んだ仔の歳を数えるようなことはしませんが、犬や猫のお世話をすることは楽しいけれど重いことを時々思い返します。