訃報。

 仕事帰りに見知らぬ番号からの着信。
出てみると40年来の懐かしい声。

 でも、悲しい知らせでした。
わたしよりも二つも若いのに突然の病による決別。

 「さよなら。」も言えなかった。
この歳になると、こんな別れが増えるのかな。

 そしていつかは見送られる立場に…。
そういえば、この前突然母校に行ったのも今日の仕事を半日にしておいたのも虫が知らせたのでしょうか?

 私のひそかな夢は、臨終のときに飛鳥と桃に遠吠えで見送ってもらうことです。
叶うかな。