帰宅。

 午後3時半に家に帰る。
二階にある私の部屋の中にある飛鳥と桃のゲージ。

 桃はすでに目を覚まして寝ぼけ眼でこちらを見ています。
そっと、桃のゲージの扉を開けてから飛鳥の様子をうかがう。

 クッションの中で丸くなった飛鳥のおなかのあたりを目を凝らしてみると静かに息づいているので見える。

 ホッとする。
12月が来れば14歳になる飛鳥。

 元気な時と、少し弱っている時の差が激しい。
いつまでも一緒にいてほしい気持ちと、苦しまずに安らかに逝ってほしい気持ちが交差しながらただ静かに見守っています。