飛鳥。

 この間、桃にかかりっきりで飛鳥に構ってやれなかったので今日は飛鳥が私にべったりです。

 でも、そこは柴犬らしく奥ゆかしく程よく私に甘えています。
洋犬のようにべたべたせずに、じっと傍にいます。

 そして、そっと片足だけを私の体に触れています。
しばらくすると、離れた場所に行って私を見つめて時間が立つと私の足元にやってきます。

 私の周りからは決して離れずに、近づきません。
飛鳥との幸せな時間がそっと流れていきます。