乳がん患者を見守る家族の立場。その七。

              −まとめ−
 特にまとめることも無いのですが、奥さんの五年間の闘病生活を振り返って思いつくままに書いてみました。
 
 特にこの五年間病気のことで奥さんを励ました覚えはありません。
ただ、迷ったときの道しるべや、もたれたいときの壁、愚痴のはけ口(聞き流すだけの…)本気の喧嘩相手ぐらいのことはやってきました。

 「最悪を予想しながら最善を目指す。」をモットーにやってきましたが、奥さんの治療は現在も続行中です。

 私も奥さんの笑顔を絶やさないようにがんばってきましたが、一番がんばっているのは飛鳥と桃かもしれません。

  だって、奥さんの話の三分の一ぐらいは飛鳥がどうしたとか、桃がご飯食べないとかそんな話ばかりだし、とにかく犬たちのお世話をしている奥さんは一番輝いています。


 何にもまとめになっていませんが、この話はひとまずこれで終わり。
次は又五年後に………。

                    おしまい