乳がん患者を見守る家族の立場。

 えーと、今年でうちの奥さんが乳がんの手術をして5年がたちました。
がんと戦う本人はもちろん大変ですが、支える立場の旦那として一言二言書いてみようかなと、5年生存率?%の壁を乗り越えた今、過去を振り返ってみようと思います。

 乳がんを告知されて落ち込んだり、悲しんだり、悩んだり、強がったりしている奥さんに私がしたこと。
 ①「仕事やめようかな?」と言う奥さんに「だめです。これから検査や薬にお金が掛かるから自分で稼いでや」と一言。

 ②「元気なうちに遊ぼうぜ」って犬連れの家族旅行を始めた。

 ③当時、我が家の飼い犬は飛鳥だけでしたが、「もう一頭飼おう」と桃を飼いはじめた。

 ④図書館に行って乳がん関係の本を全て借りて奥さんに読ませた。もちろん私も図書館で読破。

 以上の結果、奥さんの職場にうわさが広がって(それが嫌で辞めたがったのですが…)「あんた乳がんなんやて」「私もや」なんと他にも同じ悩みを持った方々がおられたのです。
 それでいっぱい励ましもらって、今では後から病気になられた方を励ましています。 メル友みんな病人です。

 職場の婦人病友の会みたいな。

 本を読んで自分で勉強してるし、私がいなくても飛鳥と桃が常にそばにいます。

                      続く